第22回シングル厨の集いオフ使用PT ヌオー入りラキグライ

予選ラティアスブロックを7勝2敗でブロック内1位で突破
決勝トナメ2回戦で負けてベスト8でした




ラッキー@進化の輝石 自然回復
地球投げ 電磁波 身代わり 卵産み
325-x-62-x-151-77

グライオン@毒毒玉 ポイズンヒール
地震 燕返し ハサミギロチン 守る
177-116-165-x-96-147

サンダー@ゴツゴツメット プレッシャー
放電 目覚めるパワー氷 身代わり 羽休め
191-x-136-150-110-135

ヌオー@オボンの実 天然
滝登り ストーンエッジ 鈍い 自己再生
202-105-137-x-98-55

ラティオス@命の珠 浮遊
流星群 目覚めるパワー炎 草結び 身代わり
156-x-101-181-131-177

ナットレイ@カゴの実 鉄の棘
タネマシンガン ジャイロボール 鈍い 眠る
181-122-162-x-165-22



ラッキーグライオンという受けループの1つの組み合わせからPTを作りました。
ヌオーがかなり異彩を放っていると思います。

ループで対処するには難しい強力な積み技をもったポケモンが多い環境においてヌオーの天然という特性は有用ではないかと思い採用しました。





では個別解説に

・ラッキー
圧倒的な耐久で相手の特殊アタッカーを止め流し際に状態異常を撒いていくPTの核。
PT全体の足が遅く、高速ポケモンの相手をするのが面倒だと思い電磁波を採用しました。
しかし実際の対戦では電磁波よりは毒の方が欲しかった場面が多くありました。
PT全体の火力の補助やヌオーとのシナジーを考えれば毒毒を採用するべきだったなと反省しています。呼ぶポケモンに毒を入れて後半にヌオーの再生連打だけで相手を倒すことができます。
身代わりは相手の状態異常を重く見ての採用。
身代わりを切って電磁波と毒毒の両採用も面白いかなと思います。


グライオン
足の遅い格闘を受けてもらいます。
キノガッサが非常に多い環境であり、しかもグライオンをメタってくる剣舞タネマシンガンのような型が広まったので身代わりを切って燕返しを採用しました。
ウエポン3つで範囲を広げた技構成にしましたがこれで特に問題はなかったです。
グライオンというポケモン自体は最近選出しにくく感じます。


・サンダー
エアームドの代わりにBに厚めのゴツメサンダーを採用。
おそらくこれから増えてくるであろうポケモン
今回このPTで一番活躍してくれたと思います。
砂下のガブリアスに対しゴツゴツメットのダメージにより、ある程度攻撃をはずしても対処しやすくなっています。エアームドと違って炎技で焼かれる心配もありません。流行りのカイリューハッサムにもある程度強く、攻撃火力もそこそこあるので色んな相手に隙を見せにくいです。
電気技・めざ氷・羽休めを確定とし、零度スイクンが非常に重い構築なのでそれをかわす身代わりを入れました。ゴツメとのシナジーが微妙ですが、状態異常をかわし居すわりやすくもなります。身代わり羽休めでPPを枯らしつつゴツメのダメージだけで粘ることもできます。
麻痺ワンチャンで放電。瞑想のないスイクン・ブルンへのダメージも放電で足ります。


・ヌオー
とても活躍してくれた今回の地雷枠。
受けループを組むなら、前回自分が使ったような受けループをメタるPTに負けない受けループにしようと思いこのポケモンに目をつけました。
配分はユウキさんのを拝借しました。
積み技を持った多くのポケモンのストッパーとなることができます。
特に竜の舞バンギラスを後出しから処理できる貴重なポケモンだと思います。
受けループメタのビルドアップランドロスアバゴーラやラッキーで厳しい眠るウルガモスも止まります。
サンダーと合わせて剣舞身代わりの砂ガブを厚く見てもいます。
ただ、ヤドランのような再生力がなく交代際にかける圧力も小さく、何より耐久の数値が足りないので受け回すというよりは相手の特殊アタッカーを潰し、死に出しから鈍いを積んで無双するという使い方が理想的です。
急所に弱いのは言わずもがななので使う際はその辺は割り切っています。
地震ではなく滝登りを採用しているのはストーンエッジの命中・PPが不安なのでPPが切れた際に浮いてるポケモンに対して何もできなくなるのを恐れたからです。
バシャやドリュウズ地震1発で落とせるわけではないのでこれで良かったと思います。


ラティオス
適当枠。
ここの枠が決まらなくて会場に来てから決めて適当に突っ込みました(
バシャーモをはじめは考えていましたが個体が用意できませんでした。
一応ナットレイブルンゲルに打点があってテラキオンを上から殴れる。
選出も少なく特に活躍もしなかったです。
ヌオーの天然により流星群打った後に積みの起点にされても問題なく、バンギラスのほぼすべての型にヌオーが強いのでラティヌオーの相性は抜群ではあります。
もしバシャ―モを使っていたとしたら膝めざ氷剣舞守る・膝めざ氷毒守る・膝シャドクロ剣舞守るの構成のどれかを使っていたと思います。ソーナンスが重いので後ろの2つのどちらかが良いかと。


ナットレイ
鋼枠。
ラッキーでは相手にしにくい水タイプ、特に零度以外のスイクンパルシェンオムスターラグラージ・物理キングドラ等や、レベル1ポケモンの相手もしてもらいます。
配分は考える時間がなくてテンプレですがこのPTに合ったもっといい配分があると思うので考えたいです。
構成はスイクンをより意識した剣舞身代わり@ラムor残飯でも面白いと思います。
グライオン・ヌオー・サンダーとの補完もそこそこ良いです。
めざ炎スイクンはいないと信じてます。
地味に活躍してくれたポケモン



このPTできついのは、
晴れ下の蝶舞ドレディア及び剣舞メブキジカ・鉢巻ガブリアス・珠マンムーソーナンス・零度スイクンオノノクスビリジオン・瞑想ショックラティオスヤミラミ・小さくなる呪いシャンデラ・ゲンガー・ランクルス
この辺りでしょうか。
スイクンはどう組んでも重くなってしまいますね・・・。
ラッキーで如何に状態異常を撒けるかが重要だと思います。



選出・立ち回り的な

ラッキーかヌオーを中心に選出を決めることが多かったです。
終盤に相手の物理を潰した状態でのラッキー、特殊を潰した状態でのヌオーの居すわりから一気に勝負を決めていくのが理想。
積み起点パ・バンギラス入りにはほとんどヌオーを選出。
ガブリアス入りにはサンダー・ヌオー・ナットレイグライオンから2匹は選出して厚くしていく。
あたりまえだと思いますができるだけ1匹の役割を重くし過ぎないように。
テラキオンがいた場合は初手に注意。



もうすぐBW2発売ですが受けループもまだまだ開拓の余地がありそうで面白いですね。
対戦レポについてはまた書きます。