【WCS2017】先送り追い風ヤミカラス入り【シーズン１】
| ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 持ち物 | |
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ヤミカラス | イカサマ | 先送り | 追い風 | 黒い霧 | 悪戯心 | 進化の輝石 |
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ガブリアス | 地震 | 岩雪崩 | 炎の牙 | 守る | 鮫肌 | 地面Z |
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カプ・レヒレ | 濁流 | 熱湯 | マジカルシャイン | ムーンフォース | ミストメイカー | 拘り眼鏡 |
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カミツルギ | リーフブレード | スマートホーン | 聖なる剣 | 辻斬り | ビーストブースト | 突撃チョッキ |
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ウインディ | フレアドライブ | ワイルドボルト | 神速 | 守る | 威嚇 | 命の珠 |
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ギガイアス | ストーンエッジ | 岩雪崩 | 地震 | 守る | 砂起こし | 岩Z |
お久しぶりです。ぺやんぐです。
XYのレートシーズン1以来のポケモン復帰です。
今まではほぼシングル専門でしたが、今作からはWCSルールを中心にやっていくつもりです。
シングルは過去作カロスマークの個体の準備がほぼゼロからになってしまうので中々取り組めないかもしれません。
構築の完成度としては高いとは言えませんが、ブログを書くことを含めてポケモンというゲームを今まで楽しんできたので記載しておきます。
■構築概要
相手のS操作や積みに対する切り返し、縛り関係を解除できる悪戯心先送りヤミカラスに注目し組んだPT。
単純な例でいえば相手のスカーフバイバニラをガブリアスのZ地震で逆に縛ったり、トリックルーム下で相手のジジーロンより先にレヒレでムーンフォースを打ち込むことができる等。
ヤミカラスが味方の行動保障のサポートに特化しているので他のポケモンは殴っていく構成で固めている。
サイコフィールドでヤミカラスの先送りを防いでくるカプ・テテフに対抗するため、また追い風下の全体技でエースとなり得る眼鏡カプ・レヒレを採用。
続いて電気タイプへの対抗馬としてガブリアス、重くなる相手のカプ系に強いカミツルギ、鋼タイプの迅速な処理と先制技による詰めが優秀なウインディを採用。
最後の枠は当初は威嚇を無効にしつつ先送り＋Z思念の頭突きでウインディを倒すことができるメタグロスを採用していた。（誘う炎をグロスで削り裏のカミツルギを通していく動き）
しかし相手の天候PTやトリルに対してヤミカラスだけでは対処しきれない場面が多かったこと、グロスツルギの範囲が被るせいで柔軟に対応できない並びが増えていると感じ、ギガイアスの採用に至った。
■個別紹介
特性：悪戯心
性格：図太い
実数値：165-*-86-*-79-112
努力値：236-0-132-0-132-4
技構成：イカサマ/先送り/追い風/黒い霧
持ち物：進化の輝石
・C182命の珠カプ・テテフ及びC161眼鏡カプ・レヒレのダブルダメージマジカルシャイン耐え（135〜164）
・C161カプ・コケコのフィールドなし10万ボルト最高乱数以外耐え（140〜168）
・A178鉢巻ウインディのフレアドライブ最高乱数以外耐え（141〜166）
・追い風下で最速スカーフデンジュモク＋1
通常・トリル下どちらにおいても味方より先に動いてくる相手に対応できる採用理由の先送りと、継続的に相手の上を取り攻撃を仕掛けていける追い風の両方を状況に応じて使い分けることができる。
輝石を持っていても心もとない耐久だがHPが残ってさえいれば死に際にも悪戯心で仕事をしながら退場できる。
タイプ一致イカサマにより最低限の攻撃範囲も持っている。
物理アタッカーが相手に多いPTには、追い風から自身でどんどん相手を削っていける。
最後の枠には採用するだけで腹太鼓自己暗示やイーブイZ・Zテクスチャー等の展開に強くなれる黒い霧。
味方が威嚇やバークアウトを受けた際や、相手に発動させてしまったビーストブーストのリセットにも使える。
浮いている貴重な枠でありウインディやギガイアスの裏から投げてガブリアスのZ地震を透かすことも何度かあった。
サイコ（ミスト）シードで耐久を上げるバルジーナとは場持ちの良さに雲泥の差があり、相手から攻撃をもらうかどうかで戦況が左右されてしまうのはこのポケモンの難しいところであると感じた。
特性：鮫肌
性格：陽気
実数値：184-182-115-*-105-169
努力値：4-252-0-0-0-252
技構成：地震/岩雪崩/炎の牙/守る
持ち物：地面Z
ヤミカラスを隣に置くことで好き放題地震を打てるガブリアス。
自分より速い氷技持ちであるスカーフを持ったバイバニラやポリゴンZ、襷持ちの場合も多いが一応カプ・コケコやキュウコンRにも1ターン目から先送りでこちらから動いていくことができる。
コケコに関しては先に落とすことが出来ればこちらのヤミカラスも場に残るケースがほとんどなので、数的有利を取ってから追い風を展開することが出来る。
スカーフを持つ必要がないので崩し性能の高い地面Z持ちで採用した。
岩雪崩は浮いているポケモンを含む並びに対する汎用的な襷潰し技でありペリッパーやアロー等への打点。
カミツルギの処理ルートを増やしたかったので炎の牙。
ギガイアスとセットで出す用の駒ではないので削り性能のある鮫肌。
特性：ミストメイカー
性格：控え目
実数値：167-*-135-161-150-116
努力値：172-0-0-252-0-84
技構成：濁流/熱湯/マジカルシャイン/ムーンフォース
持ち物：拘り眼鏡
・追い風下で意地っ張りスカーフガブリアス＋1
エレキフィールドとサイコフィールドを貼られるとこちらの動きが鈍ってしまうのでフィールドを張り替えられ、周りとの攻撃範囲も優秀なカプ・レヒレ。
単純に追い風下で火力を押し付けていく動きが強かったので素早さを欲張った結果、4振りテテフと同速になってしまった。（今までの対戦で確認できた中では相手の方が全て速かったが）
しかしながらレヒレミラーで先に動けることも多く重めなカプ・ブルルに対しても最悪上からムーンフォースで叩けるので良かった。
ここまでHを削っていても必要な耐久ラインは保てていると思う。
炎タイプを確実に処理できるようにハイドロポンプではなく熱湯。
特性：ビーストブースト
性格：陽気
実数値：136-201-151-*-82-177
努力値：12-0-0-0-244-252
技構成：リーフブレード/スマートホーン/聖なる剣/辻斬り
持ち物：突撃チョッキ
・最速を確保しつつC147命の珠カプ・コケコのエレキフィールド10万ボルトを2耐えする確率最大配分（58〜66,68,69,70）
相手のカプ系を始めとするフェアリータイプ、構築で不足している水タイプへの打点としてカミツルギ。
ヤミカラスやレヒレ・ウインディがそれぞれ誘うフェアリー・電気・水技に対する繰り出しやコケコライチュウなど上からくる集中攻撃にも凌いで動いてほしいので突撃チョッキで採用。
このポケモンのマークがかなりきつくなってきた印象があるがそれでも高いSからの草鋼打点は強かった。
特性：威嚇
性格：意地っ張り
実数値：169-178-101-*-101-143
努力値：28-252-4-0-4-220
技構成：フレアドライブ/ワイルドボルト/神速/守る
持ち物：命の珠
・HP＝10n-1
・準速ドレディア＋1
テッカグヤを始めとする鋼タイプに強いウインディ。
このポケモンを大事にしないと宿り木で詰まされてしまうリスクがあるので、守ることができ神速の威力も確保できる命の珠持ち。
イカサマとは相性が悪いが、味方の行動保障が強いので特性は威嚇。
オニシズクモや相手のレヒレへの削りが欲しいのでワイルドボルトを採用。
特性：砂起こし
性格：勇敢
実数値：192-182-150-*-122-27
努力値：252-84-0-0-172-0
技構成：ストーンエッジ/岩雪崩/地震/守る
持ち物：岩Z
・砂嵐状態でC200エスパーZカプ・テテフのサイコフィールドサイコキネシス耐え（160〜190）
・砂嵐状態でC147命の珠カプ・コケコのエレキフィールド10万ボルト2耐え（79〜95）
・177-105カプ・コケコを岩Zストーンエッジで1発（177〜208）
対天候・トリルへの強い切り返し要因としてギガイアス。
特殊技を受けてもらいたい場面が多いのでDに厚めの配分に。
非トリル下以外でもヤミカラスの先送りと合わせて縛り性能を上げられる岩Zでストーンエッジ持ち。
汎用的な削り技の岩雪崩と、ベトベトンや鋼への打点を少しでも増やすために地震、遅いポケモンは集中されやすいので守るを採用。
■選出
基本選出は特にないが動かしやすいアタッカー3体＋ヤミカラスの選出が多かった。
追い風展開から制圧できそうかという点もよく考えながら選んでいたと思う。
■雑感
辛い相手を上げたらキリがないが、ヤミカラスが相手のカプ系に弱いので、コケコ＋テテフなどのカプ2匹構築の相手は毎回しんどかった。
カプ・テテフは知ってか知らずか後投げされることが多く、フィールドを上書きして先送りを防いでくるので単体でこちらの動きを歪めてくる。
オーロラベールを展開してくるキュウコン入りにも安定した対処ができていなかった気がするがこの辺はギガイアスの使い方が悪かったせいかもしれない。
悪戯心黒い霧のおかげで、不意のイーブイバトン構築や小さくなる入りに対してストレスフリーだったのは良かった。
最終・最高レート：1936
